2020年11月16日

コロナ禍の状況にて

今年は、人類史上まれに見る大きな転換点になりました。世界中の誰もがご存知の新型コロナウイルスの影響です。インフルエンザを超える感染率と、治療の困難さ、予測不可能な症状の悪化例から、医療現場はもとより世界中の市民を恐怖に陥れました。しかし、徐々に、重篤患者が減少し、新しい生活様式の定着によって、経済活動も次第に回復の傾向を示しだしました。第1波到来の際には、全国一位の感染率を示した石川県内や、金沢市は、現在のところ、落ち着いていますが、東京や大阪、北海道などは、第2波を超える感染拡大が懸念されています。落ち込んだ経済の回復のきっかけづくりとして国が旗を振るGO TOキャンペーンの進行とともに、感染状況の広がりには注視しなければなりません。

このコロナ禍で世界的に自粛が叫ばれ、実際に、日本国内でも非常事態宣言が出されたとき、いろいろなことを考えました。最も懸念されたことは、教育現場における状況と、子育て環境の問題、そして高齢者やしょうがい者施設での対策、医療現場での対策でした。金沢市の場合、危険な状況でしたが、医療現場、高齢者、しょうがい者施設では、なんとか乗り切ることができました。教育現場においても、小学校のエアコン設置の前倒し施策などで、なんとか乗り切ることができました。

この間、有志議員5名で、市長あてに、実に13回の要望書の提出を行ってきました。相川副市長や、山野市長がご対応され、市民の声や要望を届けることができました。またさらに、この間、定例月議会や、臨時に開催される臨時会でも質問や質疑に立ちましたが、今後とも、しっかりと市民の声を議会に届け、市政に反映させるようコツコツと頑張って参ります。

そして、人と人のふれあいを断じる新型コロナウイルス。人類の価値観への挑戦のように感じられますが、新しい生活様式に準じて、人と人のつながりを大切に今後とも活動してまいります。皆様のご意見をお寄せください。