2021年5月5日

コロナ禍の影で、減少する集団回収量。でも報奨金はアップしているのです!

自分が市議になった当初、6年前は、3つのこと、すなはち、議員歳費の値上げ、議会フロアの新設(第2本庁舎にて)、ゴミ袋有料化が、議論されていました。第2本庁舎の建設の際、本庁舎とつなぐ通路について大いに議論され、(地下通路、上空通路、これまでの歩道)結局、通路は新設せず、議会棟も移動せず、ということで落ち着きました。歳費は値上げし、ゴミ袋は皆様のご存知のとおりです。

過去の議事録をご覧いただければわかりますが、当初より、それらに、疑問の声をあげていました。その中で、ごみ減量の鍵は、紙資源ごみの資源化率の向上にあるので、古紙の集団回収の報奨金をキロ当たり、当時の2円から、中核市で最も古紙回収率の高い横須賀市に習い4円にあげるように、と議会質問しました。結果として、有料化したゴミ袋の料金を基金として積み上げ、その中から2円を上乗せし、4円にするということになりました。多くの市民の有料化反対の声は実現できませんでしたが、集団回収で得たお金も原資の一部として、地域活動につなげている育友会やPTAなどの関係者からは、喜びの声をいただきました。

そして、実は、現在、この報奨金が、6円にアップしているのです。しかし、コロナ禍の影響を受け、殆どの団体が集団回収を自粛することが示され、再開もこれまでの個別回収ではなく、拠点回収というスタイルに移行してきました。このため、報奨金がアップされたにもかかわらず、回収量は減少の一途をたどっています。コロナ禍で育友会やPTA活動もほとんど動けていないため、活動資金についての議論等も行われていないので、この報奨金アップの情報が、各団体や関係者に十分行き渡っていないのでは、と危惧しています。せっかくの仕組みの変更です。十分に活かし、各地域活動につなげていただきたいと思っています。この報奨金アップについても、もっと金沢市として広報すべきではないかと考えています。本市の宝、地域コミュニティ活性化のためにも!