2021年5月31日

議員の呼び方

どういうわけだか、議員のことを、先生と呼ばれることがある。最初、議員になって、驚いたことのひとつで、違和感をもった一つの出来事でした。

議会内で、自分が所属する創生かなざわの会長、玉野道(まこと)議員は、自分のことを先生、と呼ぶ方に対し、笑顔で、はい罰金ね。と冗談のごとく応え、「玉野でいいよ」「玉ちゃんでいいわいね」「まこっちゃんって呼んでや」と返答します。

最初は、そばで、そのやり取りを聞くたびに、心のなかで、面倒くさいやり取りやなー、と思ったものでした。

しかし、玉野議員は、そこで、僕にいいました。「いいか、先生、先生って呼ばれるうちに、だんだんそれに慣れて、自分は先生なんだぞ!って思い、偉ぶってしまうんやぞ。勘違いすんなや。議員も市民に選ばれた代表やけど、あくまでも一市民なんやぞ。勘違いして偉くなったような顔しとる議員ほど市民から親しみにくく、独断に陥りがちやぞ」「そんなつもりはないです!って思とるかもしれんけど、怖いぞ。慣れは」

それ以降、先生と呼ばれたら、「自分のことは先生と呼ばず、くまちゃんでいいです。くまちゃんと呼んでください」と返すようにしています。市の職員さんは、ぷっと吹き出す方もおられますが、場の空気が和んで、ざっくばらんに話せるような気がします。

市民の皆様も、お気軽に「くまちゃん」とお呼びください。

皆様のご意見をお寄せください。