教育消防常任委員会

本日、10時から教育消防常任委員会が開催された。委員会は事前に資料が配布され、所管の執行部からの説明の後、各委員のそれらの説明に関する質問、その後、それ以外についての意見が求められる。

まず、危機管理監から27年度の民間団体等との協力協定の取り組みについて、そして先日の北朝鮮のミサイル発射に伴う情報収集についての説明。続いて教育委員会から、兼六小学校の校歌、校章について、通学区域の弾力化策の見直しに伴う指定校変更の状況について、金沢市通学路交通安全連絡協議会の設置について、土曜授業について説明がなされ、最後に、消防局から優良防火管理事業所認定制度の実施について報告された。

説明に関しては、金沢市通学路交通安全連絡協議会の設置について意見を述べさせて戴いた。学校関係、関係団体と称して町会連合会、警察、行政機関、有識者からなる委員についてはなるほど間違いはない。しかし、先日某市民から寄せられた公園の指定管理者制度の業者が公園の街灯が切れても対応しない、あるいは対応が遅い、という意見が頭をよぎったので、公園の街灯については緑と花の課さんが所管ではあるが、通学路の街灯についても協議事項に入れてください、と意見した。

そして、その他について、先日採択された育鵬社の歴史教科書について意見を述べさせて戴いた。それは、とある退官された中学歴史教師の方が、現在使われている東京書籍の歴史教科書と来年度から採択される育鵬社の歴史教科書を読み比べてほしい、というオファーから実際に比較して読み比べたところ、2つの教科書の歴然とした教科書としての深みの違い、そして記述のわかり易さの違いに愕然としたからだ。来年度から4年間石川県で約半数の中学生が育鵬社の教科書で勉強することになるが、大学入試まで考えれば間違いなく県内学生の歴史学力の低下に繋がることは目に見えて明らかだ。子を持つ親は少しでも成績が上がることを願い、塾や家庭教師、他にもいろいろとお金をかけている。この教科書採択はそんな親御さんの気持ちを大いに踏みにじっていると感じた以上、委員会で発言せざるを得なかった。議会では、文科省が認めた教科書だから、という答弁一辺倒だったが、地方創生の時代である。一冊の教科書で子どもの考える力、これからの人生に大いに影響を与えると思えば、もっと本気の選択をして欲しかった。しかし、教科書採択はまた4年後にやってくる。それまでに、しっかりと市民も勉強し意見することが求められる。