2016年9月29日

金沢で移動スーパー

FullSizeRender (1)本日、10月4日から、生鮮食品などの移動販売車「とくし丸」の金沢市内での運行が北国新聞に掲載された。長町、東山、みどり団地など住民からの要望が多かったエリアを巡回し、高齢者や乳幼児を抱えた母親など、日々の買い物に不便を感じる「買い物難民」の利便性を高めるためだ。縁あって、みどり団地連合町会の柴田連長はじめ、各町会長さんのお世話のおかげで、みどり団地もコースの1つに入れて戴いた。みどり団地は、高齢世帯、高齢単身世帯の増加が著しく、買い物について、なんとかならんかね、といったご意見をたくさん頂いていたので、相談を受けた自分にとっても渡りに船の思いで、連長さんにお繋ぎした。しかし、ぎりぎりのところで駐車場管理組合さんから、過去の事例に従って管理する駐車場内での販売に待ったがかかった。確かに、高齢化率の進展のみで推し進めるだけでなく、公共の駐車場という観点からもう少し議論を深めるべきであった。しかし、駐車場管理組合さんも、その根幹に「住民のため」という視点をおいている。これは、連合町会も全く同じスタンスだ。はじめは、緑団地内では2箇所でスタートする移動販売車が、より、多くの住民からもっとそばで販売して欲しいという声が上がることを期待して止まない。せっかくの移動販売の利点を多くの住民のために活かすために。

買い物される住民の利便性向上、そこに集う人々の良きコミュニティーとして、そして販売される方の喜び、持続可能性など、それぞれが良い形になれば町の活力にもつながる。とにかく、それを願わずにはいられない。