児童相談所に行ってきました。

目黒区で起こった、虐待されていた児童の死亡事件を受けて、児童相談所と警察の(連携/報告)について、大きな話題になっています。まず、お亡くなりになった結愛ちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。最も愛情が注がれて然るべきの両親からの虐待の末、人生を終えたこと。また、それでも残された「ゆるしてください」の書き残し。このニュースに触れ、いたたまれない気持ちになられた方は非常に多いと思われます。なんとしても、このような痛ましい事件は、未然に防がなくてはなりません。

事件の背景を総括すると、結愛ちゃんの家族は、香川県から目黒区に引っ越し、香川県の児相からの報告を受けて、2月9日に東京都の児相が家庭訪問をしたが、母親が拒否的な反応を示したため女児に会えなかった。その後、児相が「両親との信頼関係を優先」という姿勢で臨んでいる間に、事件は起きた。(本日付北陸中日新聞の記事より)とのこと。

同じく、新聞には、県内、(児相と警察の)協定へ昨年から作業。と掲載されており、その状況の確認と方向性について示唆していただくべく金沢市の児童相談所に行って参りました。突然の訪問でしたが、快くご対応いただきました。

金沢市の児童相談所は、教育プラザ富樫内にあり、「子ども総合相談センター」という正式名称です。今寺所長と、内田所長補佐のお二人に話をお聞きしました。まず、児相と警察の連携については、国レベルで推進しているということ。石川県と金沢市の児童相談所は、それを受けて昨年より課題を抽出し、整理しており、遅くとも今年度中には、警察との連携協定がまとまるとのことでした。また、警察からの連絡や情報共有は、協定こそないものの、現実的に、ケースバイケースで行っているとのこと。現状の信頼関係もベースにした形で協定も進んでいると思われます。児相そのもの対する相談件数や、その内容に関しては、次の資料をご覧ください。

資料にない平成29年の最新情報では、相談件数は429件。内容に関しては、夫婦喧嘩の目撃等による心理虐待が一番多いとのこと。子どもの感性は、大人の数十倍との話を聴いたことがありますが、大人が思う以上にその影響が大きいことは、しっかり押さえておかねばなりません。最後に所長から、「子どもの安否確認を第一に、そのためにはあらゆる手段をとる。」との力強いお言葉をいただき、信頼できる第三者機関(学校、保育所、民生委員)との連携も密にとって、とにかく、子どもの顔、姿をみることを最優先に取り組んでいく旨、お聞きしました。