JIAM令和3年度第1回「防災と議員の役割」研修に参加しました。その2

昨日のブログに続き、第2講では、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授の鍵屋 一先生から、平時の防災と議員の役割について、ご講義いただき、第3講では、グループに分かれ、その演習を行いました。特に印象的なお話は、「ナマハゲ」の行事の意味でした。「怠け者を剥ぐ!」というパワハラそのものの行事だけれど、子供が恐れるナマハゲに対し、父親がいい子だからお許しを、とお願いすると、そうか、父親がそう言うならなぁ、と言って穏やかになるナマハゲ。そして、その後、ナマハゲ役の村の若い衆(青年団や消防団などに所属)が、最近の家族の様子をうかがいます。ばあちゃんは、最近足腰が弱って自分で歩けない等、それぞれの様子を話します。それが、今で言う要配慮者情報で、ナマハゲ台帳が、そのまま、要支援者名簿になるのです!びっくりしました。子育ての要、家族の絆、地域のメンバーの状況をすべて一つの行事の中で掴むのです。これこそが防災の原点であると感心しました。そして、鍵屋先生が最も強く訴えておられたのが、正常性バイアス。自分は大丈夫という根拠のない自信。これこそが、災害時の被害拡大につながる原因であると。想像力を使っていろいろな状況の人の災害時のポイントを考えないといけない、と痛感した講義と演習でした。