本日、夜19時から大徳公民館においてごみ有料化についての金沢市の説明会が行われた。環境局担当部長、兼リサイクル推進課の野田課長が出来立ての市の素案を元に説明された。大徳地区は平成6年4月から始められた半透明ゴミ袋使用の際、モデル地区として大徳地区独自のカラーゴミ袋を取り入れ婦人部、連合町会長さんをはじめとする町会長さん、班長さんの協力により、率先して金沢市の分別回収に積極的に協力してきた地域なだけに、各町会長さん、婦人部の皆さんは熱心に話を聞かれていた。(大徳地区独自のゴミ袋は今も半数の町民が使用している)私もメモと写メを駆使して素案を追いかけた。なお現在、市は説明会を開いて、と要望がなければ説明会を開催する予定はない。つまりこの説明会も大徳地区からの要望があって実現したもの。
説明後のお集まりの皆さんの質問や意見は凄まじいものがあった。町会長さんらは半分近い方が意見を述べられた。それは、「町会長になって分かったが一般市民と町会長の考え方は違う」という意見に象徴されるように、ごみ行政の矢面に立って町民と当局の板挟みの中で責任をもって対応されてきたからこそ溢れだす思いだった。町民の足元の苦労に寄り添って。あるいは町会の悩みの意識調査をすべき、というご意見は現場の当事者の口から出るとリアリティと重みがある。市の話はどれももっともで教科書通りみたいだけど・・・、町会費を収集しているから公平性を重視して(ごみを出せない方へも)細やかな対応をしている。違反ゴミに対する対応はどうするのか、ごみ袋リットルあたり1円の根拠は、提示された資料が恣意的に感じられる等々、大変当局に厳しい意見が多かった。某町会長さんに貴重なご示唆ありがとうございました、と告げると「そんなん当たり前や」と軽く答えられた。私もまだまだ分かっていない。深く反省。とにかく、9月議会後に個別に戴いたごみ有料化についての新たなご意見に加え、今夜戴いたご意見も12月の議会一般質問に生かして参ります。ありがとうございました。