本日、今年度の第1回目となる経済環境常任委員会が開催されました。正副委員長の互選等があった委員会は3月定例月議会で開催されましたが、まともな審議は本日が初日でした。今年度の各局の当初予算も示され、いよいよ動き出しました!という感じです。(もう動いていますが!)
それに先立ち、14日に、政府が2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする政府目標の実現に向けた行程表「地域脱炭素ロードマップ」の骨子案が示されました。その中の目玉の一つが、政府と自治体が協力し、全国の100カ所以上を「脱炭素先行地域」と位置付け、30年度までに実質ゼロのモデルを作ることです。
本日の委員会では、政府より先に、2050年ゼロカーボンシティ宣言をした金沢市として、このモデル都市に手を上げるつもりはあるのか、という質問をしました。手を上げる、との即答は得られず、検討する、との回答でしたが、なるべく早い判断を促しました。現状、2030年46%目標も相当ハードルが高いことを考えれば、簡単に手を上げれないことはよく理解できますが、だからこそ、政府と一丸となってゼロカーボンを推し進めるほうが様々な対策を講じる際、有利なのではないかと思われます。せっかく、今年度、温暖化対策推進室をゼロカーボンシティ推進室に名前を切り替えたのでありますから。