去る5月21日に市長の記者会見が行われました。冒頭、5月31日に令和3年度第2回臨時市議会の開催について述べられました。
金沢市が、まん延防止等重点措置の対象地域に指定されたことを受け、県民市民の皆さんが力を合わせて取り組んでおられる中、解除予定の6月13日を前に、時短や酒類提供中止の要請に従っている飲食店等に対し、市として成しうることをしていきたいという思いを告げられました。また、しっかり6月13日にまん延防止等重点措置が解除されるように本市としても取り組んでいくことと、6月13日以降、スタートダッシュを切れる体制をとるためにも、6月議会開会を待たずに、5月臨時市議会を開きたい旨、話されました。
昨年は、6月議会の追加議案として対策案が示されましたが、本年度は、一歩進んだ形になっています。コロナ禍において、有志議員5人で、常に、少しでも早い対策や対応を求めてきました。4月の臨時市議会に続けての臨時議会開催ですが、高く評価したいと思っています。
その他の記者会見の内容は以下の項目です。記者の質問は、ワクチン接種に関するものが圧倒的多数でした。
・新型コロナウイルスワクチン高齢者接種の予約状況及び今後の対応について
・子ども食堂の新規開設等にかかる助成について
・学生のまちなか居住・地域活動促進事業について
・令和3年度金沢市職員採用候補者試験 大学卒業程度 事務(特別枠)の新設について
・大学生等を対象とした会計年度任用職員の募集について
・金沢21世紀美術館の休館について
また、現在、マイナンバーカードの手続きのため、第2本庁舎の土日の開設をしているが、要望があれば6月も土日開設を行いたい、とのお話もありました。
65歳以上の方のワクチン接種については、(7月10日までの接種)の予約を終えた方および、既に接種を終えた方の合計は6万9千500人。入院や通院中の方も含め、63%にあたる。
当初、市の想定した接種比率は70%でしたが、さらに、7月10日までに1万4千人の接種枠があります。この予約が埋まれば、理論的に、全体として76%の方が7月中にワクチン接種が可能との見立て。そして、ワクチン確保に向けて、県を通し、国にも直接お願いしていく。とのことでした。
当初、電話やラインで予約が取れない、との声を多くの市民の皆様からお聞きしていましたが、記者会見では、そのような状況とのことでした。果たして皆さん、確実に予約が取れたのでしょうか?
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