小中学校の全児童生徒に一人一台ずつ学習端末を貸与し、それを利用した学校での学習、GIGAスクールはこの4月からスタートしました。
大きな問題もなく、無難にスタートしたものの、若干気になる点や、2学期からの持ち帰り自宅学習での利用に関する留意点などについて6月議会で質問しました。
感想として、学校での学習は、大きな問題もなく進んでいくことが予想されました。
しかし、先日、保護者の方から、自宅でのリモート学習では、通信環境の違いから、公平性が保てるのか、疑問の声をいただきました。
通信環境がない家庭に対しては、wi-fiルーターを貸し出し、SIMカードは各家庭で購入していただくといった話でしたが、授業時間のボリュームや通信速度などをどれだけ想定されているのか、また、コロナ禍で経済的に厳しい家庭も増えていることが考えられ、用意したルーターの数で足りるのか、ルーターとSIMカードの適合性は確かか、といった声です。
学習のすべてを端末に頼るわけではありませんが、どうやって公平性を確保するのか。今後の課題として考えられます。あってほしくない第5波の影響でリモート学習が現実化する前に、これらの課題への対応が求められています。
皆様のご意見をお寄せください。