昨日の北陸中日新聞の夕刊に、石川県水産総合センター(能登町)が15日に発表した、能登半島沖の漁場「大和堆」周辺のスルメイカ分布量が掲載されました。
その少なさに衝撃を受けました。
それによると、6月中旬のスルメイカ分布量は、過去5年平均の2百分の一ほどで、記録がある範囲で過去最低。
センター担当者は「何らかの要因でイカの回遊状況が変わり、2年前から6月調査時の分布量が減少している」一方、夏以降には増加傾向が見られる、とも指摘されています。そして、「7月に入っては多少良くなっているようだ」と語られました。
食文化を全面的に打ち出している金沢市にとって、海産物は、大事な資源です。
それぞれの魚の分布状況や、海水温の状況などもしっかり注視していかねばなりません。
また、8月にオープンする「金沢のまち創造館」では、料理についての発信もテーマになっていますが、AIやデータを駆使した量の確保策の検討も必要になってくるのではないか、そう感じました。
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