まだまだ、予断を許さない新型コロナウイルスの感染拡大状況が続きますが、第5波の感染拡大も、ようやくピークアウトを迎えようとしているように思われます。すでに、専門家の中には、真に警戒すべきは、冬の第6波である、との声も聞かれます。
しかし、この夏は、高い細胞への結合力と、従来と比較し1000倍の体内増殖率が示されているデルタ株の広がりによって、感染者数も桁違いに増えました。
現在、金沢市ではどれくらいの割合で感染しているんですか?との質問をいただきました。
金沢市民の人口を、推計人口および住民基本台帳をもとに、本市が明らかにした8月1日現在のデータ、46万2448人で、感染者数は、昨日発表された3832名で計算しますと、120.681人に1人の割合で感染していることになります。
もちろん、多くの市民はすでに回復し、社会生活に戻っています。
この、120人に1人の感染割合を、どのように捉えるか。
全国の自治体の中には、自宅療養で本来一日1回は連絡することになっている保健所から、10日間も音沙汰がなかった、といった声もSNSでアップされていたことが新聞報道されていました。
金沢市は、保健所職員の全力のチェック体制のもと、そのような事例の報告は聞きませんが、120人に1人、と聞いて、そんなにたくさんの方が!と驚かれる方もおられるのではないかと推察します。
先の8月臨時議会で、会計年度任用職員の枠で、保健所職員4名増員の予算も全会一致で可決されています。
金沢市も、市民の皆様も、オール金沢で、この難局を乗り切らねば、と感じでいます。
皆様のご意見をお寄せください。