先日、金沢市民120人に1人の割合で感染しています、とのブログ記事を書きましたが、消防団でも何人かの感染者が出ています。
そして、先日、消防団員で、新型コロナウイルスに感染し、すでに社会復帰されている市民の方から問い合わせがありました。
感染の後、感染の状況や詳細について、分団長から書面に記載し、提出を求められ、それを団本部(*)を通して所管の消防局、さらに副市長まで報告されるとの連絡を受け、ナイーブな個人情報なのに、副市長のところまで報告されることに懸念を示されました。
消防局に確認しますと、書面報告の目的は、分団の活動に支障がないか。分団関係のクラスターにつながる危険性はないか。この2点が、最大の理由で、副市長まで報告されるのは、あくまでも、情報の共有のための報告にすぎないことをお聞きしました。
団本部での情報共有は、火災等の事案が発生した際、感染者が出た分団が出動できるか否かをしっかり掴むため、とのことでした。
しかし、当然のことながら、感染したからといって、差別されたり、偏見の対象になってはいけません。金沢市議会でも、この点は全会一致で決議されています。
消防局に対しては、個人情報の取扱いについてさらなる厳重な対応を求め、分団員一同にも、感染の際の、報告書の目的の明確化を示すように求めました。
皆様のご意見をお寄せください。
(*)団本部・・・金沢市の消防団は、地域によって、第1、第2、第3に分けられており、それぞれの各団をまとめるのが団本部。