金沢市民芸術村のアクションプラン実行委員会が主催し、ドラマ工房を中心に展開される「げきみる」が今年も開催されます。
主に、ドラマ工房が主催するイメージですが、その親方にあたる公益財団法人金沢芸術創造財団、さらに、2021ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭実行委員会、石川県、一般財団法人石川県芸術文化協会も主催に名を連ねています。
そして、なぜか共催が、金沢市となっています。今回は、それらの冠については、触れません。
このイベントは、2015年度から開催された「かなざわリージョナルシアター」の今年度版で、11月から12月の週末を中心に、金沢市民芸術村のドラマ工房にて開催されます。子どもから大人まで演者の年齢層も広く、今回は金沢市を超えた県外からも劇団が参加されるとお聞きしています。
多くの市民は、コロナ禍においては、感染予防のため、コミュニケーションについて非常に気を遣っています。時には、人と会うことそのものについても大いに悩んでしまいます。それでストレスを抱えてしまっている場合も報告されています。
ドラマ工房で繰り広げられる舞台や演劇は、ダイレクトに演者のエネルギーを観客に与えるものや、そのストーリーや演出、演技や、台詞、舞台美術、役者の動きなどによって、感心させられたり、感動したり、笑ったり、泣いたりと、とにかく自分を開放してくれます。
よく自分を俯瞰してみる、という言葉がありますが、どうやって俯瞰すればいいのか分からない、という声もお聞きしますが、単純に演劇をぼーっと観るだけでも、自分が空っぽになり、それによってリフレッシュされるのでは、と思います。
普段は練習場所として多くの市民に利用されている金沢市民芸術村ですが、時節柄、感染予防対策についても、しっかり取り組んでいます。
今年の冬は、ひとつ観劇で感激してみては如何でしょうか。
皆様のご意見をお寄せください。