先の6月議会で、車椅子での避難所への経路の確保について質問させていただきました。実際のユーザーさんの声に基づいての質問でした。
その後、危機管理課の課長さんから、質問の際は、学校の名前は出しませんでしたが、その学校に行かれて周辺等を見て回られた旨お知らせいただきました。
そして、さらに、詳細について、教えていただきたいとのことで、本日、その学校まで車椅子ユーザーさんと、足を運んで周辺をチェックさせていただきました。
また、学校内にも入って、教頭先生にその旨お伝えし、体育館までの経路の確保について確認させていただきました。
そして、玄関から廊下に上がるための3センチ足らずの段差について指摘させていただきました。教頭先生も、車椅子を利用された経験がお有りとのことで、そのわずかな段差でも、解消してほしいという要望に対し、真摯に受け止めていただきました。
その他の大きなポイントについてまとめます。
まず、学校には、いくつかの入り口がありますが、災害時の入り口についての明確化。
また、雨が激しく降ってきたり、降り出している状況を想定すると、看板などが見えにくくなっているかもしれないこと、用水など、水が溢れそうな場所の確認、道路の歩道の段差等の有無。
そして、避難所までたどり着けたら、どこから入るか。車椅子の幅や、段差等の解消。
快適な避難所生活に至る以前の基本として、これだけのことが考えられます。
エレベーター等がない2階への避難の際の、車椅子を運ぶ想定や練習なども大切な事項です。
また、車椅子の利用者が一人で向かうのか、誰か一緒に行けるのかも、予め考えておく必要があります。
線状降水帯が日本の各地で、一部の地域に激しく雨を降らせています。
事前にできることは事前に対応しておくことがとても大切です。
皆様のご意見をお寄せください。