保健所と市立病院への視察

本日、有志議員5名で、金沢市の保健所と市立病院へ、現在の状況と課題等について調査するために、視察に行ってまいりました。

金沢市は、昨日より、来月の13日までを期限として、国のまん延防止等重点措置が発出されました。県から国への要請によるものです。金沢市内のPCR検査、陽性者数の急激な増加傾向から発出が要請されたのです。

そのような状況の中、保健所と市立病院の視察は、両者が、本市の医療・ワクチン接種の要であることから、現場の状況やご意見を直にお尋ねするために行ったものです。

まず、保健所では、越田所長にお伺いしました。昨年の今頃と比較すると患者数は、3〜4倍に増加したけれど、全庁的なサポート体制もあって、なんとか対応できている、とのことでした。しかし、朝8時半から夜は、自宅療養者の対応も含め、午前1時2時になることもあるとのことで、コロナ禍は、医療の現場のみならず、保健所勤務の職員の皆様にも、大変なご苦労をかけていることを改めて痛感した次第です。

業務において、消防局からのお古の救急車と、ワゴン車の2台が、感染可能性のある方、もしくは感染者の自宅からホテルもしくは医療機関への搬送に大活躍していることや、運転手も本庁からの職員派遣で対応されていることをお聞きしました。

また、最も注視していた変異株の子どもの感染状況についてもお聞きしました。現状、重症化はほとんどないこと。家族感染が主で、子ども同士の感染もほぼないことをお聞きしました。

さらに、変異株の率が90%近いこともあり、濃厚接触者の調査もこれまで以上に、一歩踏み込んだところまで調査しておられるとのことでした。

保健所職員の一つ一つの仕事の大変さに所長が思いを馳せ、職員の皆さんを思いやる話しぶりに胸を打たれました。

市立病院では、主に高田管理者から、現状と課題についてお聞きしました。ワクチン接種について、95%の発症抑制に加え、感染についても80%程度抑制しているとの報告をいただきました。国の7月末の高齢者接種完了の号令を受けて、ワクチン接種体制を強化し、特に、土日は、一般の患者が来ないので、フロア全体を使い、また駐車場も含めて、集中的に接種対応できる、とのお話でした。

また、感染者数の増大により、市立病院のような中等症の対応をする医療機関の役割が増大しており、これが、1年間持ちこたえられるか、は、PCR検査機などのハード面、看護師数のソフト面でかなり難しいとのお考えでした。

両者の現状の視察から、とにかく、感染者数が沈静化することが、極めて重要で、そのための対策として、市民一人一人の取り組みの重要性を再確認した次第です。

皆様のご意見をお寄せください。