本日は、G.Wの平日。しかも月末の最終日でした。市民の方から頂いた相談について、所管の課長に質問しに行く際、1階のフロアを通りかかりました。写真はその時の一枚です。しっかりと座席の間隔をとってはあるものの、かなり密で、周囲には椅子に座れず、立っておられる方もたくさんいらっしゃいました。窓口以外にもたくさんの市の職員の方が、市民の間を行ったり来たりしながら、手続きの迅速化のために働いておられました。ここで、市民のフロアから、所管の課長をめざして窓口内に移動した自分が肌で感じたことは、市民フロアと窓口内の職員フロアでは全く空気感が違っているように思えたことでした。市役所にやってきて、番号札を取って番号が呼ばれるまで待って、用事が済むまで、ピーク時で、どれだけの時間がかかったのかは、定かではないですが、それをデータとして蓄積して、一秒でも短くする努力があってもいいのではないかなと、ふと思いました。あるいは、待っている時間もワクワクさせて、待っていることそのものも忘れてしまうような仕掛けがあっても面白いし、天気の良い日は、庁舎前の広場で待つことができるようなるのも気持ちがいいかもしれない。そういう、自分は、その後、市役所内の銀行に用事があり、番号札を取って、待ち時間が長くなるとみて7階の執務室に戻り、新聞をとってきて、また戻ったのち、しばらくの間、新聞を読んでいました。時間は、その人の人生であり、大切にしなければなりません。着々と窓口手続きのデジタル化や簡素化は進んでいますが、それに満足せず、市民の時間にさらに少しでも配慮できる市であるために、どのような工夫ができるのか。皆様のご意見をお寄せください。
2021年4月30日