2022年11月4日

脱炭素先行地域

環境省は、2050年のカーボンニュートラル実現のために、100箇所で脱炭素先行地域を選定することを決めました。そして、それらの地域での脱炭素施策実現のために補助率の高い補助金を与え、それらの地域を拠点として、ドミノ式に脱炭素社会が広がることをイメージしています。第一回目の選考では、26の自治体や地域が選ばれました。そして、今月発表された第2回目では、20の自治体や地域などが追加して選定されました。

これまで、市議会で、先行地域の選定に金沢市も手を挙げないのか、と質問してきましたが、金沢市は、挙げていません。第1回目では石川県加賀市も選ばれました。そして、2回目に選定された多くの地域は、1回目に選考漏れだったことが、環境省の総評に記されています。

選考漏れが、怖くて手を挙げないのか。挙げるつもりがないのか、定かではありませんが、とにかく、積極的に手を挙げて、いち早く本市のカーボンニュートラル実現に向けて走り出さなければなりません。歴史ある我が国唯一だった市営水力発電を民営化した金沢市ではありますが、金沢エナジーと手を組んででも、手を挙げるべきと考えます。なぜなら、2回目に選定された敦賀市は、北陸電力と一緒に手を挙げたからです。金沢市が積極的に先行地域の指定に向けて取り組むことを強く求めたいと思います。

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